コウモリガ天井（逆さ）にとまる理由

- 質問 -

- 答え -

コウモリがなぜぶら下がるように進化したのかはまだわかっていないんだ。

コウモリは鳥のように翼をはばたかせて空を飛ぶけれど、鳥ではなくてほ乳類の仲間。は虫類から進化をした鳥と違って、コウモリは頭が重く、鳥ほど飛ぶのに適した体つきをしていないんだ。日本でよく見かけるアブラコウモリは、一晩のあいだに500匹もの蚊を食べるから、昼間のあいだは体力を温存しなければいけない。そこでコウモリは昼間、洞窟の天井などの薄暗い場所に足を引っ掛けてぶら下がることで、できるだけエネルギーを使わないように生きるんだ。コウモリがどうしてぶら下がるのかははっきりとわかっていないけれど、コウモリにとってはぶら下がるほうが安全で楽なんだね。