- 質問 -
どうしてイヌの鼻はいつも濡れてるの?- 答え -
イヌの鼻は常に湿っているわけではなく、一日のあいだで湿ったり、乾いたりしているんだ。イヌの鼻を湿らせているのは鼻の穴にある外側鼻腺と言われる分泌腺で、分泌された液体が鼻息に混じって外へ出ることで鼻を湿らせている。外側鼻腺からの分泌は、自律神経によってコントロールされていて、イヌが活発に動いているときはたくさん分泌されてよく鼻が湿る。一方で、眠っていたり、リラックスしているときは分泌は抑えられ、鼻は乾くんだ。
イヌは鼻を湿らせることによってニオイの来る方角を確かめたり、ニオイをかぎとりやすくしている。ニオイを嗅ぎたいときに鼻が湿っていないとニオイを嗅ぎ取りづらいから、イヌは自分で鼻を舐めることによって鼻を湿らせたりもするんだよ。