魚の水中での呼吸方法

魚の呼吸の仕組み

- 質問 -

魚はどうやって水の中で呼吸をしてるの?

- 答え -

そもそも呼吸は体のなかに酸素を取りいれることが目的なんだ。ヒトは吸い込んだ空気を肺に送り、肺の壁にある血管から酸素を体に取りいれているよね。魚の場合は体の構造が異なり、口から吸いこんだ水をエラに送り、水に溶けた酸素をエラで血管に取り込むことで体のなかに酸素を取りいれているんだ。



さらにエラには体にたまった二酸化炭素を排出する役割もある。ちなみに多くの魚は口をエラのふたを開閉することでポンプのように水を取りいれて呼吸しているけれど、ポンプの機能がなく、口を開けて泳ぎ続けることで新しい水を取り入れる魚もいる。マグロやカツオがその魚で、彼らは泳ぎ続けていないと水を取り込むことができないから、止まると死んでしまうんだよ。