- 質問 -
竹にはどうしてふしがたくさんあるの?- 答え -
竹のふしは、細い竹が折れたり、倒されたりしないよう支える役割を担っているんだ。木よりも細い竹は一見折れやすそうにも感じるけれど、実はとても優れた強度を持っている。日本でもかつて建物を建てるのに鉄筋の代わりに竹が使われていたことがあったし、建築のときの足場に鉄パイプではなく竹を活用している国だってあるんだ。そんな竹の強度を生み出しているのがふし。中が空洞になっている竹は、ふしがなければ力が加わると簡単に押し潰されてしまう。けれど一定の間隔でふしをつくり支えることによって、竹は強度をアップしているんだよ。