花にいろんな色がある理由・意味

花の色の理由・意味

- 質問 -

どうして花にはいろんな色があるの?

- 答え -

花の色は、虫を招くためのものなんだ。虫は花の蜜をエサにしているけれど、花は虫に蜜を吸わせ、花粉を体につけて運んでもらうことで受粉をし、子孫を残すんだ。虫と花は協力しあって生きるパートナーのような存在というわけだね。チョウは赤い花が好きだし、ハチは紫色に惹かれやすいといったように、虫にはそれぞれが好む色がある。虫の好む色になることで虫を寄せているというわけだね。ちなみに花びらの色は赤い色をつくるアントシアニン、黄色を作るカロテノイド、薄い黄色〜白っぽい色をつくるフラボノールの3種類の色素でできているんだよ。