- 質問 -
どうして冬になると木の葉っぱは枯れて落ちるの?- 答え -
寒くなると木の葉が枯れて落ちるのは、落葉樹が乾燥から身を守るために起こるはたらきなんだ。寒い時期になると枯れて葉っぱを落とす木を落葉樹という。動物のように食べものから栄養をとらない植物は、葉を使って光合成をすることによって生きていくのに必要な栄養を自分で作っているよね。それから葉にはもう一つ、根っこが吸った水分を蒸発させて外に出すという役割があるんだ。ところが空気が乾燥し、気温が低くなる冬は根がうまく水分を吸収できなくなってしまう。そこで落葉樹は大切な幹が枯れてしまわないよう葉を落とすことによって水分が蒸発してしまうのを防いでいるんだよ。