海の波が発生する仕組み

海の波はどこから来る?

- 質問 -

海の波ってどこからやってくるの?

- 答え -

船が通ったり、地震で海の底が動いたときだったり、波をつくる要素はいろいろあるけれど、波をつくる一番の要素は風なんだ。風が海面を揺らすと小さな波が立ち、風が強くなればなるほど大きな波をつくる。波の大きさは風の強さ以外にも、吹いている時間や吹いている距離などが関係しているんだ。それから、風がない日にも海に波があるのは、遠くの海で吹いた風がつくった波が届いているからなんだ。ちなみにこのように遠くから伝わった波のことをうねりと呼ぶ。穏やかな波をしていても、遠くの海で起こった波の影響を受けたうねりにより、突然高い波が来ることもあるから注意が必要なんだよ。