雨が地面に溜まらないのはなぜ

雨が地面に溜まらないのはなぜ

- 質問 -

雨が降っても地面に水が残らないのはどうしてなの?

- 答え -

濡れた洗濯物を干すといつのまにか乾いているように、水は温められると水蒸気と呼ばれる目には見えない気体になるという性質を持っているんだ。だからたとえたくさん雨が降って水たまりができても、水は蒸発して水蒸気に変わることでそこに残らないようになっている。それから、地面に浸み込んでいくこともあるよ。



降ってきた雨は、地面に浸み込んだり、蒸発したりしながら川に流れ、最終的には海の一部になるんだ。海の水は太陽からのエネルギーを受けて水蒸気になり、雲をつくり、また雨や雪となって降ってくる。こうして水は雨になったり、川になったりと姿を変えて、循環しているんだよ。