- 質問 -
どうして冬の景色はきれいに見えるの？- 答え -
冬に景色がきれいに見える理由は、冬のほうが夏よりも空気が乾燥しているからなんだ。日本の夏は高温多湿で、暑い日には地面のアスファルトや川、池といったいろんなところから水蒸気が出ている。水蒸気そのものは目に見えないほど小さいけれど、空気にたくさん水蒸気が含まれているとそれだけ視界は遮られるんだ。これは、光が空気中に含まれる粒にぶつかって散乱してしまうからなんだよ。
冬は湿度が低く、空気に含まれる水蒸気の量が少ないから光が届きやすく鮮明に見えるんだ。空気に含むことができる水蒸気の量は温度によって決まっていて、気温が低いときはあまり空気に水蒸気を抱え込むことができないんだよ。