晴れてるのに雨が降る理由・仕組み

天気雨の仕組み・なぜ

- 質問 -

空は晴れてるのにどうして雨が降るときがあるの?

- 答え -

晴れているのに雨が降る理由は大きくわけて3つあるんだ。



一つは、雨をつくった雲が雨が落ちてくるよりも早く消えてしまった場合。雨の落ちる速度は雨粒の大きさによっても異なるけれどおよそ秒速5メートルから7メートルほど。雨雲と呼ばれる乱層雲の高さはおよそ2000メートルから7000メートルほどと言われているから、雨ができてから地面に落ちてくるまでは早くても6分前後の時間がかかるんだよ。



それから、小さな雲が雨をつくった場合。太陽が出ているときにできた小さな雲でも雨を降らせることがあるんだ。



最後に、雨が風で流されてきた場合。自分のいるところの上空ではなく、遠くでできた雨が風に運ばれてやってくることがある。これも天気雨の理由のひとつなんだよ。