海の底の測り方

- 質問 -

- 答え -

海の深さを調べる方法は使う道具によっていくつかの方法があるんだ。

まずはおもりを使った方法。おもりをロープなどの先に括りつけて船からおろし、ロープの長さから海の深さを探っていくんだ。20世紀前半まではこの方法が主流で、現在も浅い海の深さを測るときに使用されることがあるんだよ。

それから、音を使った方法。船から出した音波が海の底に到達し、跳ね返って戻ってくるまでの時間を測ることで水の深さを推定というもので、現在は主にこの方法が使われている。たとえば音速1500メートルで伝わる海水に音波を発信し、4秒かかった場合は、音速1500メートルに4秒をかけた6000メートルの半分（片道）およそ3000メートルと推定できるよね。実際に音を使って測定するには水温や波ななどの影響も考慮して細かい補正が行われるんだよ。