高気圧と低気圧の違い

高気圧・低気圧とは

- 質問 -

天気予報の高気圧と低気圧っていったい何?

- 答え -

水に水圧があるように、大気にも大気圧という圧力があるんだ。この空気の圧力の強いところを高気圧といい、弱いところを低気圧と呼ぶんだ。



上空から地面へ向かって空気が降りてきているところは地面を押す力が強くて「高気圧」、上昇気流が発生し、地面から空気が上空へ上がっているところは「低気圧」になるというわけだね。高気圧が生まれると、空気が降りてきてぎゅっと圧縮されることによって気温があがり、水は水蒸気になって大気に混じり雲ができにくくなるんだ。つまり、高気圧が発生すると天気が良くなるというわけだね。反対に低気圧が生まれると、上昇気流によって空気が膨張し、それによって気温が下がり、大気に混ざった水蒸気は冷やされて雲を作るんだ。低気圧が発生すると、雨が降りやすくなるというわけだね。このように、気圧は天気と密接なかかわりがあるんだ。