自分の声は本当は違う声

自分の声は本当は違う声

- 質問 -

自分の声は、自分の耳と誰かの耳では違って聞こえるの?

- 答え -

音っていうのは空気が細かく振動することによって伝わるんだ。君の声だってそう。声は喉のもっと奥にある「声帯」という部分が細かく震えることで生まれるんだ。声帯で生まれた声が口から出て、空気を震わせながら相手の耳に届くことで声が届くんだよ。ただし音っていうのは、何を伝わってきたかによって聞こえ方が変わるんだ。自分の声は、声帯で生まれた声がそのまま頭蓋骨を震わせることで自分の耳に届くから、空気を伝わって聞こえる声とは違う声に聞こえるんだよ。