たんこぶができる仕組み

たんこぶができる仕組み

- 質問 -

どうして頭をぶつけるとたんこぶができるの?

- 答え -

頭をぶつけたときにできるたんこぶは、皮ふの内側で起こった出血が原因でできるんだ。頭やおでこをぶつけると、その衝撃で皮ふの内側が破れて血が出てしまうことがあるんだ。けれど表面の皮ふが破れたわけではないから、出血しても出ていく場所がなく体の内側にたまっていく。これがたんこぶの正体なんだよ。たんこぶの中身は、血とリンパ液。リンパ液は、血と同じように全身を巡っている液体のことなんだ。たんこぶの中身の血液やリンパ液は、時間が経つと再び血管に吸収されていき、たんこぶも次第に引っ込んでいくよ。