- 質問 -
日焼けをするとどうして肌の色が黒くなるの?- 答え -
強い日差しを受けて紫外線をたくさん浴びると、肌が黒くなることがあるよね。これは、体のなかのメラノサイトと呼ばれる細胞のはたらきによるものなんだ。ヒトの体にとって紫外線は必要なものなんだけれど、浴びすぎてしまうと皮ふにダメージを与え、さらにはその下の細胞まで傷つけてしまうんだ。そこで強い紫外線を感じると、メラノサイトがメラニンと言われる黒色をした色素をたくさんつくり、紫外線から肌を守ろうとするんだ。黒は紫外線を吸収する性質がある。つまり、肌が黒くなるのはメラニン色素がたくさんつくられたからで、実際に肌が「焼けて」しまっているわけではないんだよ。