- 質問 -
心臓はずっと動いててどうして疲れないの?- 答え -
心臓を動かす筋肉と、腕や足の筋肉はまったく別物なんだ。腕や足のように骨に沿うようにしてついた体を動かす筋肉を「骨格筋」、胃や腸などの内臓や血管を動かしている筋肉を「平滑筋」、そして心臓を動かす筋肉を「心筋」という。心筋がなぜ疲れることなく動き続けられるのかは、実はまだはっきりとわかっていないんだ。
一番有力とされているのは酸素が十分に送られているからという説。骨格筋はたくさん動かすことで酸素不足になり、乳酸がたまりそれが疲労につながるといわれている。一方で心筋には常にたくさんの酸素が送られているから酸素が不足しにくいため、疲れずに動き続けられるのではないかと考えられているよ。