- 質問 -
冬になると肌が乾燥してカサカサになるのはなぜ?- 答え -
健康な肌の表面は皮脂でできた薄い膜で覆われ、さらにその下にある角層と呼ばれる部分が水分をたっぷりと含んでいるんだ。肌に最適な湿度は65パーセントぐらいだと言われているんだけれど、夏の湿度が70パーセント前後あるのに対して、冬の湿度は30パーセントから50パーセントほど。低い日には10パーセントを切ることだってある。すると肌の表面が乾いて剥がれてしまい、そこから肌のなかの水分が蒸発によって奪われてしまうんだ。さらには、乾燥で傷ついた肌を修復するための細胞も、気温の低さが原因で血行不良を起こしてしまい、活発につくることができなくなる。つまり、湿度と温度が低すぎるのが原因というわけだね。