なぜ人間は死ぬの

なぜ人間は死ぬの

- 質問 -

どうして人間はいつか死ぬの?

- 答え -

人の体は、小さな細胞が集まって作られているんだ。君の骨も、皮ふも、内臓だって、細胞が集まって作られているんだよ。細胞にはそれぞれ寿命があって、生きているうちに細胞は何度も、新しい細胞に生まれ変わっていく。ところが大人になるにつれて、細胞は生まれ変わるのが下手くそになっていくんだ。生まれ変わりそこなった細胞は、体の動きを悪くしたり、がんになってしまったりする。細胞は、病気やけがを治すときにも生まれ変わるけれど、歳をとるとそれが難しくなり、古い細胞ばかりになることで病気もけがも治りにくくなってしまうんだ。人が死んでしまうのは、細胞が生まれ変われなくなることが原因だと考えられているんだよ。