インフルエンザの原因

インフルエンザの原因

- 質問 -

インフルエンザってどこからやってくるの?

- 答え -

インフルエンザウイルスはアラスカやシベリアなどの寒冷地の沼や湖で発生すると考えられているんだ。発生したインフルエンザウイルスはまず、ウイルスで汚染された水を飲んだ水鳥などの渡り鳥の大腸に感染する。そして飛び立った渡り鳥が、中継した土地でウイルスを糞と一緒に排泄し、その糞が空気中に混ざったりして、豚や鳥、そしてヒトに感染していく。こうしてインフルエンザウイルスは渡り鳥によって世界中へ運び込まれ、毎年そのサイクルを繰り返しているんだ。ちなみに運び屋となった渡り鳥はインフルエンザウイルスに感染していても発症することはない。インフルエンザウイルスと渡り鳥は、インフルエンザウイルスが誕生したころから共生関係にあると考えられているよ。