- 質問 -
ミカンのふさは葉が変化したものって本当?- 答え -
ミカンの房についている白い筋をよく観察してみよう。なんだか、葉っぱの葉脈によく似ているよね。ミカンの実は、めしべの根本にある「子房」がふくらんでできたもの。そしてこの子房は、心皮と呼ばれる葉がかたちを変えたものなんだ。ミカンは10個くらいの房があるから、10枚の心皮が合わさってひとつの実を作っているというわけだね。
ちなみに、サクランボやモモは一枚の心皮でできている。一本入ったくぼみは、心皮が合わさったところだと考えられているんだ。