バターとマーガリンの違い

バターとマーガリンの違い

- 質問 -

バターとマーガリンって何が違うの?

- 答え -

バターとマーガリンは風味がよく似ているけれど、そもそも原料からしてまったく別のものなんだ。



バターの原料は牛乳の脂肪分。スーパーなどで売っている、生乳100パーセントでつくられた純生クリームを思い切り振り続けると、水分と脂肪分が分離して、脂のかたまりができる。これがバターなんだよ。



一方で、マーガリンの原料は植物性の油脂。マーガリンは、菜種油やコーン油など、いろいろな植物から採れる油脂に、牛乳などの乳製品や乳化剤や着色料などを入れて固めたものなんだ。



バターはこっくりとしていて濃厚な風味が楽しめるけれど、マーガリンはあっさりとしている。バターの硬さは決まっているけれど、マーガリンは調整できるからチューブタイプのものもあるよね。マーガリンにバターを足して風味を調整したものもあるよ。