潜水艦が浮く仕組み

潜水艦が沈む仕組み

- 質問 -

潜水艦はどうやって海底にもぐったり浮いたりするの?

- 答え -

潜水艦が浮き沈みできるのは、潜水艦の構造によるものなんだ。潜水艦は、ちょうど魔法瓶の水筒のように外側と内側の二層の二重構造になっている。沈むときは外と内のあいだにできた空洞に海水を注入することによって空気を抜いて沈む。反対に浮き上がるときは、船体にためておいた空気を注入することで海水を追い出し浮き上がるという仕組みになっているんだ。こういった構造の潜水艦を「複殻式」というんだけれど、それ以外の構造の潜水艦の場合も仕組みは変わらず、水を使って沈み、空気を使って浮くんだよ。