飛行機の窓が小さい理由

- 質問 -

- 答え -

遠足に持って行ったポテトチップスの袋が山の上でパンパンになることがあるよね。飛行機にもあれと似たような現象が起こっていて、はるか上空を飛ぶ飛行機の機内と外ではかかる圧力が違うんだ。飛行機の外には強い圧力がかかるから、できれば窓はない方がいいんだけれど、外が見えたほうが安全だし、何より外が見えたほうが人は不安にならずに済む。だから最低限のサイズで窓が作られているんだよ。ちなみに窓を大きくすることは技術的には可能だけれど、窓を大きくした分、それ以外の部分を丈夫にしなくては圧力に耐えられない。飛行機は燃費の向上を図るために軽量化の傾向にあるから、あまり窓を大きくするメリットはないんだよ。