打ち水の効果・原理

打ち水の原理

- 質問 -

打ち水をするとどうして涼しくなるの?

- 答え -

地面に水を撒いて涼しくなるのは、水が蒸発するときに、周囲の熱を奪っていくからなんだ。お風呂からあがったあと、体を拭かずに過ごしていると、急に寒さを感じてしまうことがあるよね。湯冷めも打ち水も同じ原理で、水が触れている部分の熱を吸い取って蒸発していくことで少し温度が下がるんだ。このように、水が蒸発するときに奪っていくエネルギーを気化熱というんだ。しかし一方で、熱くなったアスファルトなどに打ち水をすることで湿度が急激にアップし、余計に暑く感じてしまうこともある。打ち水は気温が上がり切っていない時間帯に、日陰でやるのがベストなんだよ。