氷が水に浮く原理

なぜ氷は水に浮く?

- 質問 -

どうして氷は水に浮かぶの?

- 答え -

水は、液体のときよりも凍って氷になったときのほうが軽いんだ。水の入ったペットボトルを冷凍庫に入れて凍らせると、形が変わってしまうのを見たことはないかな。これは、水は液体の状態よりも凍って固体になった状態のほうが大きくなったからなんだ。水は凍って氷になるときに膨らむ性質を持っている。同じ体積の分だけ水と氷を用意して重さを量ってみると、氷の方が軽くなるんだ。水と氷では氷のほうが軽いから水に浮くというわけだね。ちなみにこれは水特有の性質で、他の物は液体の状態よりも凍って液体のときのほうが重くなる。たとえば油を凍らせて液状の油に入れてみると、油でできた氷は沈んでいくんだ。